カテゴリ:太極拳( 3 )

太極拳日記 3

2010年10月29日~31日
日本太極拳法一楽庵九州総支部 長崎研修所秋季研修会・審査会

今回も元気に参加できました。
宗家の素晴らしさ、しなやかな心身と暖かいお人柄に敬服。

懇親会会場は、「長崎万寿山 聖福寺」でした。
聖福寺は、延宝5年(1677)開創された古いお寺で、
映画 『解夏』 (原作 さだまさし) のロケの場所にもなり、
NHK大河ドラマ 『竜馬伝』 の “いろは丸事件” の舞台にもなった
日本の幕末史に大きな足跡を残した長崎県指定有形文化財だそうです。

懇親会でいただいた精進料理は絶品でしたよ003.gif

その聖福寺の大雄宝殿が修復されるそうです。
聖福寺が負担しなければならない修復費用は、1億円 042.gif
1億円なんていうお金、見たことのない私には、全くイメージできませんが、
聖福寺では、募金を募ってありましたので、
私の財布にあった小銭を募金箱に入れてきました。

さて、太極拳。
やればやるほど難しい初級(一段)。難しい一段に挑戦し続ける私です。
心身を内観しながら 呼吸で 各箇所をしなやかに緩め、
風通しの良い身体にして外観を生きる。
地味なものながら、生活に密着しています。
全て一段が教科書です → (佐賀総支部長談) 。

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佐賀総支部長からいただいた写真。
静かな佐賀に満開のバルーンの花、 頭上の空一面 70個位あったそうです。
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by musicvocal | 2010-11-10 20:09 | 太極拳

太極拳日記 2

2009年10月25日(日)
長崎市民体育館で秋の審査会がありました。
私の教室の生徒が1名初級の審査をうけました。
審査会終了後に宗家の演舞があり、その後好評がありました。
宗家の好評を紹介します。
1.特上級(太極4段)の剣と棍を使う目的は何ですか?
  剣や棍で斬ったり討ったりするのは、他人ではなく自分ですよ。
  他人ばかりを斬っていると空しくなります。
  斬ったり討ったりするのは自分自身です。そして自分を鍛え強化しているのです。

2.無病息災について
  昔は無病息災と言っていました。
  その言葉が時代の共に一病息災、二病息災、と変化してきましたが、
  現代は、多病息災です。
  人生長く生きていれば、どこか必ず悪い部分が出てきて当たり前です。
  多病でありながら日常生活に支障をきたすことなく生きられる、これが達人です。

おまけ
審査会前日に行われた研修生懇親会での有田支部の研修生談
一楽庵太極拳の発声法「あーいーうーえーおー」について
 あー: ありがとうの「あ」
 いー: 色気の「い」
 うー: 運動の「う」
 えー: 笑顔の「え」
 おー: おしゃれの「お」
と解釈して元気を出しているそうです。
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        心が開放される感じの写真、佐賀総支部長から頂きました。
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by musicvocal | 2009-11-05 15:24 | 太極拳

太極拳日記 1

太極拳との出会い
声は、息の上にのって出てきます。声楽を学ぶ私の最大の悩みは「呼吸法」でした。私は、「呼吸法」の勉強のために太極拳を始めました。

初めの印象
最初の練習で行ったのは、立式でした。初心者の場合、このポーズを続けていると、1分もすれば膝がガクガクしてきて大変です。私は、どうしてこんな変な格好をするのだろうと不思議でしょうがなかったのですが、とにかく先ずはやってみよう!と自分に言い聞かせていました。
すると練習を重ねていくうちに5分、10分…と立式が持続できるようになり、体は動かず静なる状態でも体内は動である事に気づき、内から湧き出てくるエネルギーを感じられるようになりました。

それからというもの
太極拳が面白くなり始めたのは、3年程経ってからです。型を覚えるのに必死だった時期を過ぎて余裕が出始めると太極拳の奥深さに興味がわくようになり、もっと窮めたいという気持ちになりました。そして、太極拳が私の演奏にどのように活かせるかを試したいと考え始めたのです。

舞台で
本番前は、大変緊張します。20代の頃の私は、本番の前日は緊張のあまり眠れませんでした。その緊張がピークに達する本番当日は、食欲は減退し、誰とも口が利けないほどコチコチになっていました。こんな状態では、日頃の練習の成果など出せる訳がありません。緊張は自我だそうです。私の過度な緊張は、何とか自分を少しでも良く見せようともがいていた結果だったのかもしれません。
30代になると「自然体の素のままの自分が出せれば、それで良し!」という気持が持てるようになりました。すると、本番の前日は「明日の本番のための良いコンディション作りのために今夜は眠る」事に集中でき、本番当日は「本番で日頃の練習の成果が出せる」事に集中できるようになりました。もちろん緊張はしますが常にその時々の状況に合った、自分の心と体に意識が向くようになったのです。このように自分が変わった基の一つには、立式で得られた内なるエネルギーの成果があるのではないだろうかと思います。

呼吸について
極度の緊張の時、怒った時、悲しい時、嬉しい時、穏やかで優しい気持ちの時など感情(心)の変化によって呼吸は変わります。その呼吸の変化をひたすら見守り続けているところです。

指導者として
私が行なっている太極拳は、簡素化されず、気の流れを重視し、綿綿と受け継がれた歴史ある型を崩さず、全身くまなく動かすものです。型から入りますが、型に囚われない奥深さがあります。心身ともに自然体でしなやかで強く、柔らかく、優しくなる、人に見せるためではない自分自身のための太極拳です。
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by musicvocal | 2007-09-13 17:41 | 太極拳