イイヅカコスモスコモン主催「子どものためのドラマスクール」

イイヅカコスモスコモンの子どものための育成事業は、1995年に全国に先駆けて開始されて以来、各地に影響を及ぼしつつ最先端の実践を続けて第10期を迎えます。
ドラマスクールは、欧米のドラマ教育を基盤としており、感じる力や信じる力、コミュニケーションの力、そして表現する力を育成するものです。日常とは違った人間関係の中で新しい自分を発見し、異年齢の中での信頼関係と学び合いを体験し、さらに一つのドラマという芸術を、力を合わせて創る中で、伝え合い・磨き合う体験を深めて行きます。
本年度は、10周年を記念して、飯塚の町を取材して創作します。また、今回は、子どもだけでなくドラマ創作にチャレンジしてみたい大人も参加しての公演です。
このドラマスクールにおける私の主な役割は、子ども達の歌唱指導です。
伸び伸びとした開放的な声を出す方法として、私は、あえてじっと立ったまま行なう発声練習を止め、動作を伴った「わらべうた」を歌っています。この方法は、遊びながら歌うので、子ども達は本当に楽しそうに伸び伸びした声を出してくれます。「わらべうた」の中で、遊びのルールをきちっと教えます。動作でテンポが決まりますから、拍の感覚は動きと共に培えます。子ども達は厭きもせず、同じ歌で何度も遊びますから自然と歌を覚えてしまいます。そして音程とリズムを確認して楽譜にし、聴覚と視覚でそれらを記憶していきます。心の底から湧き出る思いを表現する訓練を行なっているドラマスクールの子ども達の歌には、圧倒されるものがあります。10年目を迎えてようやく音程も安定しハーモニーも綺麗になりました。月2回の活動で、しかも毎回歌の練習ができる訳ではない環境において、本当に素晴らしい歌を歌ってくれる子ども達にバンザイ!
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<2005年8月11~13日「子ども達創作によるドラマ挿入歌(第6期~9期)録音風景」(10周年記念CD制作のための)>
大屋省子HP
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by musicvocal | 2006-01-11 17:02 | ドラマスクール
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